アカデミカコールの紹介


アカデミカコール 幹事団

任期:平成26年1月1日~平成28年12月31日

マネジメント系

   幹事長  川越和雄
   副幹事長 田中敏章
   総務幹事 三木祥史
   財務幹事 荒川昌夫
   パートマネージャー
    (T1) 堀内 靖 Sub.新岡香織
    (T2) 水野 明
    (B1) 小林芳郎
    (B2) 山田 亮
    現役担当  渡辺 毅、堀内 靖

技術系

   団内指揮者 川越和雄、酒井雅弘、嵯峨哲夫
   パートリーダー
(T1) 田中敏章
    (T2) 田中雅章
(B1) 松浦英基
(B2) 荒川昌夫
   技術顧問 大橋正教、新岡香織
    ステージ担当 野口雄二

OB六連委員   沢田 茂、小林務、渡辺 毅、荒川昌夫
4大学ジョイント委員  嵯峨哲夫、荒川昌夫、山田 亮


指揮者紹介

常任指揮者 三澤 洋史 (みさわ ひろふみ)

 高崎市出身。群馬県立高崎高校から国立音楽大学声楽科に進む。国立音楽大学声楽科卒業後指揮に転向。

 1984年 ベルリン芸術大学指揮科を首席で卒業。

 1985年 「東京の夏音楽祭」でブリトゥン作曲歌劇「カーリュー・リバー」の指揮でデビュー。以来、指揮者としての活動として、これまでに、ベルリン交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、、群馬交響楽団等で高い評価を得ている。

 1999年より2003年まで、ワーグナーの聖地とも言われるバイロイト音楽祭で、バイロイト祝祭合唱団の指導スタッフの一員として従事する。

 2001年9月より、新国立劇場合唱団指揮者に就任。この合唱団を世界のトップレベルと言われるまでに鍛え上げた。

 バッハに深く傾倒しており、「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」などの大曲を全て暗譜でレパートリーに有する。

 作曲、台本、演出も手がける。作品にミュージカル「おにころ」「愛はてしなく」「ナディーヌ」音楽劇「ノアの箱舟」「ぐるんぱのようちえん」などがある。

2004年、新国立劇場が始めた子供のためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険」では、四夜にわたる膨大な、ワーグナー作曲、楽劇「ニーベルングの指輪」のハイライトをわずか一時間にまとめて編曲、絶大なる人気を博した。この作品は海を渡り、ウィーン国立歌劇場にて取り上げられ、スイスのチューリヒ歌劇場でも上演された。新国立劇場では2008年7月にウィーン版による凱旋公演が行われ、今年7月にも再上演されている。

声楽を伴うあらゆる様式の音楽に精通し、言葉と音楽、ドラマと音楽の接点を追求している。

現在、新国立劇場合唱団合唱指揮者、アカデミカコール常任指揮者、東京バロック・スコラーズ音楽監督。


客演指揮者 前田 幸康 (まえだ ゆきやす)

 鎌倉市出身。国立音楽大学卒業。チェロを故小沢弘、故黒岩俊夫、小野崎純の各氏に師事。

 N響、日フィル等のオーケストラでフリーのチェリストとして活躍し、東京ゾリステン等の室内楽にも力を注ぐ。

 現神奈川フィルハーモニー交響楽団の前身であるロリエ管弦楽団を故金子登、父の故前田 幸市郎と設立し、初代チェロ第一首席奏者を務める。

 1973年に渡欧し、Prof.マルティン・オースタータークに師事。1974年1月よりフライブルク市立交響楽団のメンバーとなる。1985年よりプロアルテ・カンマー・オーケストラ・フライブルクの首席チェロを務め、同年にフライブルク市よりカンマー・ムジーカーの称号を贈られた。

 1989年には、外国人としては最高の功労賞メダルを同市より授与された。

 故前田 幸市郎から指揮法の指導を受け、1990年以来、日本において指揮活動を行っている。

 これまでに、東京合唱団の音楽監督として、W.A.モーツァルト「レクイエム」、J.G.L.モーツァルト「ミサ・ソレムニス」(日本初演)、クラウンのオラトリオ「イエスの死」(日本初演)、バッハ「ミサ曲ロ短調」「ヨハネ受難曲」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、フォーレ「レクイエム」ヘンデル「メサイア」、メンデルスゾーン「パウロ」等を指揮している。

 現在、上野学園大学教授、アカデミカコール客演指揮者、東京合唱団音楽監督、(財)フライブルク独日協会会長。


ピアノ伴奏者紹介

大島 由里 (おおしま ゆり)

 名古屋市出身。東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻卒業、同大学院修士課程修了。在学中より、アカデミカコール、日本興業銀行合唱団のピアニストをつとめる。

 1997年6月ドイツ学術交流会奨学生としデトモルト音楽大学に2年間留学、満場一致の最高点にて同大学院修了。

 2000年1月、東京文化会館、電気文化会館ザ・コンサートホール(名古屋)で、帰国ソロ・リサイタルを行う。

 2002年7月セントラル愛知交響楽団と共演、同年9月東京文化会館でリサイタルを開催。

 ピアノの響きはクリアで力強く、豊かな表現力を備えており、プロ指揮者や器楽演奏家からの評価も高い。現在ソロ、室内楽と幅広く演奏活動を行っている。


三木 蓉子 (みき ようこ) 

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、及び同大学器楽科を経て現在同大学院室内楽科修士課程に在学中。

第3回ロシアンピアノスクール選抜演奏会出演。

第18回やちよ音楽コンクール入選。

2009年、モーツァルテウム夏期講習会にてドミトリーバシキロフのマスタークラスを受講。

これまでにピアノを金井玲子、中山靖子、迫昭嘉の各氏に、室内楽を松原勝也、有森博、清水高師、東誠三、花崎薫の各氏に師事。


ヴォイストレーナー紹介

大島 博 (おおしま ひろし) テノール

 熊本県出身。中央大学法学部卒業後、東京藝術大学音楽学部声楽科に入学。渡辺高之助、高丈二、中山悌一、原田茂生の各氏に師事。

 1986年同大学院在学中にミュンヘン音楽大学に留学、エルンスト・ヘフリガーに学ぶ。1990-91年 D.フィッシャー・ディースカウに師事。

 1995年東京藝術大学大学院博士課程を修了。

 宗教曲の分野で、初期バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、取り分けバッハ作品の演奏者として定評がある。また、ドイツ・リート及び日本歌曲の演奏にも積極的に取り組んでおり、自主企画によるリサイタルに加えて各地での客演も数多い。1996年からは<ドイツリートのたのしみ>と題した、ドイツ歌曲を知るためのレクチャーシリーズを継続中。

 近年は、さらに合唱指揮者、発声指導者としてもその活動の幅を広げている。

 現在、国立音楽大学非常勤講師、アンサンブル<BWV2001>メンバー。


成田 眞 (なりた まこと) バス・バリトン

 名古屋市出身。愛知教育大学教育学部を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科を首席で卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。声楽を中川牧三、畑中良輔、小野光子、平野忠彦、カルロ・メリチャーニ(イタリア・ミラノ留学中)の各氏に師事。

 類まれな才能は学生時代から注目され、18歳より演奏活動を開始。1991年、1993年には、東京藝術大学主催「メサイア」、「第九」のバス・ソロに選ばれた。

 コンサートにおいては、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ヴェルディ、フォーレ、ブルックナー等々、これまでに、内外の著名な指揮者や交響楽団との共演の数は枚挙に暇がない。   

 オペラにおいては、1995年「ドン・ジョヴァンニ」レポレッロ役で本格的デビュー。《二期会本公演》、《サントリーホール・オペラ・シリーズ》、東京フィル《オペラ・コンチェルタンテ・シリーズ》などに定期的に出演する。《小澤征爾音楽塾公演》、《ヘネシー・オペラ・シリーズ》、《東京のオペラの森》では、数少ない日本人キャストの一人として小澤征爾氏と共演。また、《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》ではオペラやコンサートのソリストとして、また、東京オペラシンガーズの一員として毎年参加している。

 1996年、1997年には、日豪親善コンサートの日本側ソリストとしてシドニー・オペラ・ハウスに招かれ、「第九」のバス・ソロをつとめる。また、2005年には、ウイーン楽友協会ホールでのヴェルディ「レクイエム」のバス・ソロとして出演、海外においても大喝采を浴びた。

 現在、田園調布学園大学講師、日本体育大学・同女子短期大学部非常勤講師、日・露音楽家協会会員、二期会会員。